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 テーマ 132 改善後の到達目標の明確な設定が改善を生きたものにする
         

■改善とイノベーションの関係

ハーバードビジネスレビューの入山章栄早稲田大学教授と
岩尾俊兵慶應義塾大学講師との

「小さな改良とイノベーションを分けることの問題点」
という対談で下記のようなやりとりがあります。

----------
入山:大胆に整理すると、そもそもラディカル(急進的)イノベーション
なんて存在しない。インクリメンタル(漸進的)イノベーションが

積み上がって、それが外からはラディカルに見るだけで、
実態はインクリメンタルの積み重ねである、ということですね。

岩尾:私は内心ではそう考えています。
ただ、そこに飛躍が必要になることは事実です。

単にインクリメンタルを積み重ねるだけでは意味がなくて、
これとこれをつないだら、こんなことができるのではないかという、

大きなビジョンを持つ人の存在がその飛躍を生み出すんです。
そのビジョンがあるかないかでまったく違う結果になると思います。
----------

ドラッカー氏も下記のようなことを述べております。

----------
P・Fドラッカー著「明日を支配するもの」ダイヤモンド社より引用。

継続的改善は、積み重ねによって、活動のすべてを根本的に変える。
製品のイノベーションをもたらし、サービスのイノベーションをもたらす。

プロセスの刷新をもたらし、事業の刷新をもたらす。
やがて、すべてを根本的に変える。
----------

■目標を持った改善の積み重ねがイノベーションを生む  

改善は、どこの企業も行っていることと思います。

大切なことは、目標を持って継続的に改善に取り組まないと
現状維持の延長線にとどまり、

時間や労力等を掛けた割には、現状とさほど変わらない、
思ったほどの成果を得られないという
結果にならないように注意するということです。

ドラッカーは、目標によるマネジメントを初めて提唱した方です。
当然、上記の継続的改善も目標があっての話と考えられます。

岩尾氏の「単にインクリメンタルを積み重ねるだけでは
意味がなくて、これとこれをつないだら、

こんなことができるのではないかという、
大きなビジョンを持つ人の存在がその飛躍を生み出すんです。」

という言葉にあるように、管理職者として、
強い自分の意志を持って目標を設定し、

その目標達成のために改善の積み重ねを行うことが重要です。

管理職者は、担当部署内においては、
自分自身の存在がビジョンとなります。

日常の業務の中で、常に小さな改善は必要ですが、
部下の業務も含め、一つひとつの業務について、

6ヶ月後、1年後どのような状況に
なっていなければならないのかの目標を明確に設定し、

改善を進めることが、
付加価値の高い改善効果を獲得するために必要となります。